失敗というものは、存在しえない。
成功というのものも、存在しえない。
起こることが、ただ、ひとりでに起こっているだけだ。
失敗や成功があるように思えるのは、起こることをコントロールできると思い込んでいる、全体性から分離した想像上の偽の自己意識によるものだ。
花が咲いた時に、自分の努力によって、花を咲かせたんだと誇らしさを感じている植物などいない。
花が散った時、自分の努力が足りなかったからだと悔やんでいる植物などいない。
咲く時には、自然に咲き、散る時には、自然に散る。
ただ、起こることが自然に起こっているだけなのに、人間の思考だけが、花が咲けば、自分の手柄にしたがり、花が散れば、自分のしくじりだと考えたがる。
咲くも、散るも、自然の現れ。
それは四季の移ろいのようなもの。
追伸
分離した自己意識から、全体性の意識に目覚めて生きたい方は、非二元の個人セッション、または、新しくなった奇跡学校を受講ください。