二元性の思考がつくりだしている茶番劇

他人のことをバカ呼ばわりするなら、あなたは、そのバカだと思う人に感謝しなければならない。
あなたは、自分のことを賢いと思えるのは、そのバカな人がいてくれるおかげなのだから。


あいつはダサい!と思うなら、あなたは、そのダサいと思える人に感謝しなければならない。
あなたが自分のことをカッコよく思えるのは、そのダサいと思える人がいてくれるおかげなのだから。


両者は依存しあっている。

片方がなければ、もう片方は成り立たなくなる。


悪党を見つけださなければ、自分を善人だとも思えない。


二元性の思考がやっていることといえば、この程度のこと。


それでも人は、この思考のお遊びにはまりこみ、毎日、自分がなりたいもののために、その逆のものを必死で探しだそうとする。
そして、逆を見つけたら、それを嫌い、排除しようとする。
これこそ、まさに愚の骨頂。
 

一本の磁石の端には、真逆の極がある。
NとS。


Sを排除しようとするなら、Nも消える。
Nを排除しようとするなら、Sも消える。


バカと賢さは両者で一対。
どちらも愛されるべきものであり、排除されるべきものではない。


追伸
二元性の思考を超えた視点で、現実をありのままにみれるようになりたい方は、奇跡学校のワークショップにご参加ください。